霞ケ関キャピタル 厚木で冷凍自動倉庫の開発用地取得

神奈川

冷凍自動倉庫のイメージ。2階以上は吹き抜けの冷凍保管エリアとする

 霞ケ関キャピタル(東京都千代田区霞が関3ノ2ノ1)は、厚木市内で冷凍自動倉庫を新築するため、厚木市内の土地約9900平方㍍を取得した。今後、具体的な施設内容を固めるとともに、開発ファンド投資家への売却などにより資金調達を実施。早ければ2027年初旬の着工、29年春に完成する。建設場所の詳細や設計者・施工者などについては明らかにしていない。  新築する物流施設の想定規模は延べ床面積1万9814平方㍍(高さ5㍍ごとの仮想床により算定)。同社が展開する冷凍自動倉庫「LOGI FLAG TECH(ロジフラッグテック)」の基本仕様によると、1階は温度をプラス5度に設定し、トラックバースと荷さばきスペースを配置。2階以上は吹き抜け空間として、マイナス25度の冷凍保管エリアを設置する。  冷凍保管エリアにはパレットを縦横に配置。人が立ち入らない自動倉庫として、パレット間を移動するクレーンが1階から来た荷物を所定の保管場所にピッキングする。  同社は厚木市を首都圏への広域配送拠点として需要が大きいエリアと評価している。24年には北野建設(東京都中央区)と日本熱源システム(東京都新宿区)の施工で「LOGI FLAG COLD厚木Ⅰ」が完成した。  開発用地については他にも、4月にイクヨ本社・厚木工場(厚木市上依知3019)の土地約3万2000平方㍍を仕入れている。少なくとも3年間はリースバックによりイクヨに賃貸し、同社の本社移転が完了した後に活用を開始する予定だ。用途地域は工業専用地域で容積率200%。神奈川県内陸工業団地内にあり、建築協定で建ぺい率は原則45%以下に制限されている。