徳島県建設業協会脇町支部と三好支部 つるぎ高校生と意見交換会
四国
意見交換会の様子
徳島県建設業協会脇町支部と三好支部は2日、徳島県西部総合県民局県土整備部(井上義彦部長部長)と連携して、つるぎ高校の生徒との意見交換会を開催した。今後の進路を選択する建設科の2年生15人と、脇町支部・三好支部の青年部から約10人が参加し、建設業に関する意見を交わした。
冒頭、井上部長が「私自身、学生の頃、土木技術を学んできた。これまでの経験を生かすなら、就職先は主にコンサルタント会社や施工会社が主になる。建設業は、ものづくりに加え、災害時の復旧・復興など地域に根ざした仕事ができる。意見交換会は、自分の適正を考える機会なので、地域を支える建設会社の先輩に多くの質問をしてほしい」とあいさつした。
グループワークで①建設業とは②職場環境・働き方③職業選択―について、休日や上下関係、イメージ、やりがい、不安、若手育成など互いの率直な意見を交換した。
最後のまとめでは、企業側から「生徒の意見を参考に職場改善につなげたい。地元企業を将来の選択肢に入れてほしい」「建築への進路希望が多いと感じた。土木の魅力が伝わる資料を作り、さらにアピールする必要がある」などの意見があった。生徒側からは「自分の描く将来像を明確にすることができた。就職や進学を深く考える機会となった」などの意見があった。
