高知県 新県民体育館整備 市にグラウンド全面利用を要請
四国
県か ら説明を受ける桑名市長
高知県は、県民体育館の建て替えに伴う配置案について、隣接するアスパルこうちのグラウンドの全面を利用して整備する案を高知市に提示し、グラウンドの賃与を要請した=写真。新たな施設には、市が要望していた屋内プールの他、武道館も整備する方針だ。
アスパルこうちのグラウンド活用については、高知市教育委員会から「土のグラウンドを少なくとも半面残すこと」との要望に対して、県は「教育施設の機能を生かせるように配慮する。スポーツや文化、観光、経済の観点から総合的な判断をお願いする」とグラウンドの全面利用への理解を求めていた。
高知市の桑名龍吾市長は、「全面利用も排除しない」との姿勢を示し、11月に県を訪問し屋内プールの整備やアスパルこうち内の教育施設への配慮などを要望していた。
県が示した新県民体育館の整備案によると、現在地に約5000人を収納するメインアリーナと武道館を配置。グラウンドには、サブアリーナ(バスケットコート2面と観客席1000席)、屋内プール(25㍍×8コース)の整備を想定。サブアリーナの屋上には人工芝を敷設し、児童・生徒が運動などで活用するスペースを設ける。また、地上と地下駐車場を整備し250台以上を確保する。ピロティや地下駐車場を除く延べ床面積は約1万7500平方㍍。現在の体育館に併設するプールや老朽化が進む武道館を新たな施設に集約する。
桑名市長は、「要望した内容を反映した案が示された」と自らの見解を述べ、「議決案件ではないが、市議会にも理解してもらえるようにする」と話した。
