長谷工 キッザニア東京にパビリオンを出展

東京

ポーズをとる圓谷社長(左端)、内藤氏(中央)、熊野氏(右端)ら

 長谷工コーポレーション(港区、以下長谷工)は、KCJ GROUP(中央区、以下KCJ)が運営するこどもの職業・社会体験施設「キッザニア東京」に、「マンション建設現場」パビリオンを出展する。12月3日午後4時のオープンを前にオープニングセレモニーを開いた。長谷工の熊野聡社長とKCJの圓谷道成社長が出席した他、元世界ボクシング評議会(WBC)世界フライ級チャンピオンで元長谷工社員の内藤大助氏が、特別ゲストとして招かれ登壇した。  あいさつに立った長谷工の熊野社長は「子どもたちが社会について学べる施設であり、機会があれば出展したいと思っていたところに声を掛けていただいた。住まいと暮らしに関するアクティビティを用意したので、ものづくりの面白さを体験してほしい」と述べた。  KCJの圓谷社長も「マンションについてあまり知らない子どもたちにもぜひ体験してもらいたい」とあいさつした。  内藤氏は「勤務していた時は建物診断などの業務を行っていたが、現在の最新技術を利用した診断には驚いている」と元社員ならではの感想を述べた。その上で、「日本のマンションの頑丈さ、きれいさは特別。子どもにはマンションづくりの面白さ、より良いマンションづくりへの興味を持ってほしい」と期待を寄せた。  パビリオンではマンション管理技術者として電子タグと検査用ボールを用いた排水管の点検、電動ドリルを使用した外壁修繕、マンション建設技術者として床パネルやレンガの壁の工事が体験できる。