ELEMENTS CLOUD四国 坂出市内に新データセンター

四国
【香川】画像認識エンジンの研究・開発などを手掛けるELEMENTS(東京都中央区)が設立したELEMENTS CLOUD四国(高松市)は、閉校した瀬居中学校(香川県坂出市)=写真=の施設を活用して新たなデータセンターを建設する。現在、設計など建設に向けた準備を進めており、2026年度の着工、27年度の操業開始を目指す。  3日に行われた香川県議会経済常任委員会で、植條敬介氏(自民党)の質問に寺嶋賢治商工労働部長が答えた。  建設予定地の瀬居中学校にある既存施設を活用する考えで、整備内容を現在詰めている。    既存施設の規模は、屋内運動場が鉄筋コンクリート造平屋556平方㍍で、建設年は1980年。管理棟・教室棟は鉄筋コンクリート造3階建て延べ1194平方㍍で、76年に建設された。  技術科教室は鉄骨造平屋63平方㍍。76年に建設された。倉庫は鉄骨造平屋39平方㍍で、建設年は99年。所在地は坂出市番の州町11。  今回の整備は、総務省の「デジタルインフラ整備基金助成事業」に採択されている。同事業の予算は総額120億円。事業期間は2027年3月末まで。  ELEMENTS CLOUD四国が新設するデータセンターについて、同事業では、NVIDIA製のGPUを搭載したサーバー64台(GPU約512基)を中心としたデータセンターを設置し、自社開発のマネージドシステムによるクラウドサービスの提供を行う。  新たなデータセンターの設置を通して、地域・業種特化型LLMの開発や多様なAI活用に対応する十分な計算資源の形成を目指す。また、行政・教育機関・スタートアップとの連携による地域コミュニティづくりも進める考えだ。