新市長に就任した杉本氏 「田久保市政」からの脱却掲げる

静岡

停滞からの「前進」を強調する杉本新市長

 伊東市長選で初当選を果たした杉本憲也市長は当選翌日の12月15日、「前進」をキーワードに今後の市政運営の方針を示した。自身が市民に選ばれた理由に、「前職の『田久保市政』による停滞から、現状からの前進と若い世代が引っ張ってほしいという思いを感じた」ことを挙げた。  新市長が掲げる主要施策のうち、インフラ整備についての明言は避けたが、選挙戦では新図書館の建設については計画の見直しを掲げてきた。現段階では、事業を所管する担当課への具体的な指示などはしておらず、今後市長がどのような決断を下すのか手腕が問われる。  市長の役割を「決断」と「責任を取る」ことと位置付け、市政の立て直しの初弾として「副市長と教育長の決定を急ぐ」ことを挙げた。また、自身の公約である住民税の減税や通学費・保育料の無償化検討を、次年度の予算に組み込んでいく考えを明かした。選挙戦を振り返り「それぞれの陣営に分かれたが、今は同じ市民であり敵対する必要は無い。他の候補者が挙げた政策のうち、良いもので実現が可能であれば取り入れていきたい」と他の陣営との歩み寄りも見せた。