高知県建協 コンストラクション甲子園開催 ヒロミが大会ゲスト
四国
高知県建設業協会(國藤浩 史会長)は12月14日、高知市内で県内の高校生を対象にした建設業クイズ大会「第1回高知県コンストラクション甲子園」を開いた。工業高校や農業高校などから10チームが参加し、白熱したクイズバトルを繰り広げた。大会ゲストとしてタレントのヒロミが来高した他、父兄や地域建設業サポーターなど約300人が応援に駆けつけ、会場は大いに賑わった。
開会式では、実行委員会の最高顧問である参議院議員のけんざか茂範氏が「今の建設業は自動運転やドローンがありおしゃれな部分が多い。ぜひ、建設業に興味を持ってもらい、将来の就職先として建設業を選んで欲しい」とエールを送り、開会した。
大会1回戦では建設業に関わる〇×クイズが行われ、6チームに絞られた。2回戦のドローンバトルは、ドローンを操作して見えない場所にあるキーワードを確認する早さを競った。決勝戦は3チームによる早押しクイズ。最後の最後までもつれた戦いは、高知工業高等専門学校の3年生の女性のみで構成されたチーム「ななみとなつみ」が優勝した。参加した高校生からは「建設業は面白そうだなと思った」「まだまだ知らない建設業の話を聞けて良かった」といった声が聞こえてきた。
初開催のコンストラクション甲子園は、高校生が建設業に興味を持ち、将来の進路の選択肢の一つにしてほしいという目的で開催。2026年1月にはテレビ放映も予定しており、クイズ大会の様子を放映することで小中学生から高校生の親世代、祖父母世代など幅広い年齢層に建設業に対する理解を深めてもらうことも狙いだ。
