川崎市 第2次道路整備プログラム更新 後期②で9工区が未完成見込み

神奈川
 川崎市建設緑政局は、第2次道路整備プログラムを2025年度末に更新する。26年度から開始する「後期②」では、25年度までの後期①期間内に完成しなかった5工区を合わせ、16工区の事業を進める。財政の収支見通しを考慮すると、後期②では、国道409号市ノ坪工区や主要地方道横浜生田東三田工区など9工区が未完成となる見通し。  第2次道路整備プログラムは、市の道路整備の計画や目標を定めたもの。計画期間は29年度までの14年間。25年度で後期①期間が終了するため、道路整備事業の進捗を整理した。後期②期間は26~29年度まで。  後期①の事業進捗を見ると、国道409号市ノ坪工区と都市計画道路丸子中山茅ケ崎線小杉御殿工区で用地交渉が難航。市道宮内新横浜線等々力大橋工区は、東京都の用地取得状況などの影響により、工期を30年度末に延長した。  市道横浜生田線水沢工区は着工に向けて横浜市と調整中で、都市計画道路尻手黒川線4期工区はトンネル工事の施工方法見直しにより完成時期が遅れる予定だ。  これら後期①の5工区を後期②に継続するが、市道横浜生田線水沢工区と都市計画道路尻手黒川線4期工区以外の3工区については、後期②期間中の完成は難しいとしている。  後期②では、後期①工区の継続を踏まえ、新規工区の着手時期などの事業スケジュールを調整。事業中工区へ予算を集中させ、土地収用制度を活用して早期完成を目指す方針だ。  また、主要交差点で歩道や右左折レーンなどを新設し、事業効果の早期発現に向けた先行整備を行う考え。  後期②期間中に完成予定だった11工区のうち、①主要地方道横浜生田東三田工区②国道409号小杉工区③国道409号小杉御殿町1期工区④都市計画道路野川柿生線久本工区⑤主要地方道丸子中山茅ケ崎野川(高津)工区⑥主要地方道町田調布黒川工区―は未完成となる見込み。  市道宮前6号線野川工区など5工区は、現行計画通りに完成する予定だ。  国道409号宮内工区などの「着手路線」5工区と、刈宿小田中線2期など着手時期を検討する「調整路線」2工区に関しては、「着手路線」から事業を開始する方針。