香川県 高松工芸高の生徒と先輩技術者の意見交換会
四国
香川県は、香川県建設業協会に所属する会員の技術者と高松工芸高校建築科2年生の意見交換会を開いた=写真。協会からは5社から先輩技術者6人が参加。事前に集めたアンケートの回答では、主に給与体系や勤務時間、休日に関する質問が出されており、先輩技術者は自身の経験を踏まえて生徒の疑問に答えた。
事前アンケートでは、▽建築の仕事でやりがいを感じた瞬間▽今までで大変だと感じた仕事▽休日や休憩の取得状況▽給料▽仕事を選んだ理由▽就職先の判断基準―などの質問が挙がった。建設業に対するイメージとして、「魅力ある職業で、就職したいと考えている」という意見が約8割だったが、「魅力は感じるが、就職する考えはない」の意見も一定数集まっている。
先輩技術者として参加した白石亜希さん(日栄建設)は、職人との関わり方といった現場での経験を説明した。一方で、「話をしているうちに、就職後にどのような環境で仕事をするか想像できない子も少なくない」と感じたという。言葉だけでなく、自身が関わった現場の写真を用いて生徒の関心を引いた。
白井華梨さん(谷口建設興業)は高松工芸高校の卒業生。「在学中は働くイメージを描けなかった」と振り返り、新入社員時代の仕事の内容、仕事に取り組む姿勢を伝えた他、資格取得について意見を交換した。
参加した生徒の井下翔太さんは、将来、現場監督を目指しており、先輩たちに仕事内容、資格や週休の取得状況を尋ねた。「職人との関係づくり、期間調整など現場監督の仕事を具体的に知ることができた。他にも、早期の資格取得を勧めてもらった」と話し、今後の高校生活でも、夢に向かって学ぶ気持ちを高めた。
