中部地整と愛建協 工事メッセージ大賞の募集開始

中部

応募対象となる工事用看板のイメージ例

 国土交通省中部地方整備局と愛知県建設業協会は、より良いコミュニケーションツールとなっている工事看板を顕彰する「一目でわかる、伝わる工事メッセージ大賞」の作品募集を12月18日から開始した。応募期限は2026年4月20日まで。愛知県内の中部地整発注工事の青白看板(1100㍉×1400㍉)を対象としている。  同大賞で募集するのは、工事内容と目的を一般の方に〝分かりやすく〟伝えるように工夫した工事看板。義務を果たすために設置するのではなく、工事の意義などを「理解してもらおう」という能動的な意欲が感じられる作品を求めている。  表彰は、大賞1点、優秀賞3点、審査員特別賞5点と、通学路などへの設置で子どもたちへの配慮がみえる「こども部門」1点。4月下旬に選定委員会を開き、5月の表彰を予定している。  応募開始に先立ち、17日に開かれた第1回選定委員会では、選定基準などを議論。この中で、愛知県建設業協会の髙柳充広会長は「担い手確保などの課題解決には、建設業への共感が必要。(工事看板に)伝える気がないと感じられるメッセージがあふれていては、その共感を得る上でマイナスとなる。この取り組みで、お手本となるようなメッセージを取り上げ、横展開していくことで、建設業界の発信力を底上げしたい」と述べた。また、中部地整の森本輝局長も「工事現場の囲いも、透明のものや工事内容を説明したものが出てきている。地域とコミュニケーションを取る意識は高まっているものの、工事看板ではそれが浸透しているとは言い難い。私たちも現場で協力し、情報発信を盛り上げていきたい」と話し、多くの現場からの応募を呼びかけた。