農水省 補正予算 3県で371億円
中部
農林水産省 2025年度補正 予算 3県および愛知県
農林水産省は、2025年度補正予算の成立を受けて、各都道府県に配分する公共事業箇所別予算額を公表した。愛知県は約194億円、岐阜県は約104億円、三重県は約72億円で計約371億円に上った。
同省は、25年度農林水産関係補正予算(公共事業関係)について、農業構造転換集中対策、食料安全保障の強化、「総合的なTPP等関連政策大綱」に基づく施策、防災・減災、国土強靱化の推進に必要な経費に加え、公共事業の契約の前倒しとしての国庫債務負担行為(ゼロ国債)を計上した。地域の実情や自治体からの要望などを考慮するとともに、緊急性の高い地区や効果の早期発現が見込まれる地区へ、優先的に配分したとしている。
当初予算との合算では、愛知県が459億4500万円、岐阜県が234億1700万円、三重県が151億3900万円となり、3県合計で845億0100万円となった。
直轄事業の農業農村整備事業のうち、愛知県では、国営総合農地防災事業の矢作川総合第二期に12億1200万円、新濃尾(二期)に8億7100万円など、岐阜県では、国営かんがい排水事業の西濃用水第三期に5億9200万円など、三重県では、森林環境保全整備事業の南伊勢地区に1億3400万円などを計上した。
愛知県分の予算を見ると、全体194億7000万円のうち、直轄事業は25億3300万円。事業別に見ると、農業農村整備事業は3地区で21億6300万円を計上。林野公共事業では3地区に3億7000万円を充当、特に予防治山事業の豊橋(多米東)には1億8300万円を配分した。
機構営事業は、水資源機構かんがい排水事業の木曽川用水濃尾第二施設改築に16億2000万円を充てた。
補助事業は全体で105地区に130億7100万円を計上。このうち、農業競争力強化農地整備事業では5地区に5億8000万円、水利施設整備事業では1地区に2億円、農地中間管理機構関連農地整備事業では4地区に2億2000万円、農村地域防災減災事業では73地区に100億6600万円などを配分した。この他、林野公共事業では11地区に8億3800万円、水産基盤整備事業では6地区に4億2200万円を配分している。
