三木組が県内初 「建設技能者を⼤切にする企業の⾃主宣⾔」本申請

四国
 三木組(吉野川市、日野陽一社長)は、国土交通省が推進する「建設技能者を大切にする企業の自主宣言」の趣旨に賛同し、「地域建設業の〝新しい常識〟をつくる」をテーマに徳島県初となる同制度への本申請を行った。  日野社長は今回の申請にあたり「〝業界の非常識は三木組の常識〟を合言葉に、わが社は年間休日125日の実現や手厚い資格取得支援など、技能者の処遇改善を積極的に推進している。持続可能な地域インフラの維持・発展に貢献していくため、協力会社と連携しながらサプライチェーン全体で処遇改善に努める。魅力ある現場環境を作ることで、次世代の担い手を確保し、地域の未来づくりに貢献したい」と、担い手不足が深刻化する業界に向けた同社の打開策を口にした。  既に「業界トップクラスの年間休日125日の実現(土日祝日を基本とする完全週休2日制導入)」、「資格取得の全面バックアップと適正な評価」、「充実した福利厚生と安心の給与体系」など、社員が安心して長く働ける処遇・環境改善の取り組みが導入されている。