名古屋市 リニア駅上部空間 東地区のゾーニング案示す
中部
リニア駅上部空間広場検討状況図(東地区)※都市活力向上特別委員会資料より
名古屋市住宅都市局は、リニア駅周辺の面的整備で、東・西地区のリニア駅上部空間のイメージパースおよびゾーニング案をまとめた。東地区のゾーニング案は今回初めて示され、新明小学校跡地側を「にぎわいエリア」と位置付け、周辺開発と一体となったにぎわい空間にしていくとしている。今後、関係者協議を進め、都市計画決定を目指していくこととなる。
東地区のリニア駅上部空間は、広場約5000平方㍍と区画街路で構成。名駅通と接する街区を「エントランスエリア」、新明小学校跡地側をにぎわいエリア、両エリアの中間部を「憩い・散策エリア」とゾーニングした。
東地区の広場は、魅力的なプロムナード空間を形成させ、地下鉄駅と広場をつなぐ接続空間の形成を基本的な考え方としている。エントランスエリアは、地下鉄駅との接続空間が地上部に上がってくるエリアにあたり、プロムナードの玄関口となる空間を目指すとした。憩い・散策エリアは、魅力的なプロムナード空間、新明小学校跡地側をにぎわいエリアとそれぞれしている。
西地区の上部空間は、広場約7000平方㍍と区画街路。椿町線に面するエリアをエントランスエリアとし、西側に隣接する空間をにぎわいエリアとする。また、笈瀬通の西側空間のうち、椿神明社の北側区域を憩い・散策エリア、最も西側の上部空間を憩いのエリアと位置付ける。
※西側ゾーニング案とイメージパースは電子版に掲載
