ゴールドファステート 有田優代表取締役

大阪
 関西圏を中心にマンション開発事業、管理・運営事業、リノベーション事業など幅広く取り組むゴールドファステート(大阪市中央区)。設立10周年を3月9日に迎える同社は、『感性が歓声に、そして完成へ』を企業理念に掲げ、社内で設けた基準や価値観だけでなく、個人の持つ観察眼や思考力、それに伴う行動を会社の原動力として規模を拡大してきた。同社の企業としての在り方や今後の計画などを有田優代表取締役に聞いた。  ―目指していた企業としての在り方は。  「29歳の時に設立し、世間に認められる“会社としての形”を作るために全力を尽くしてきた。業界の先輩たちに追いつくことを目標に、『販売力の向上』と『人材育成』に注力した結果、当初3人しかいなかったメンバーが100人以上にまで増えた」  ―同社の強み・特徴は。  「社員間の距離が近い点は強みだと感じる。設立から間もない段階で新卒採用を始めたため若い社員が多く在籍している。私を含めた役員や他部署のメンバーとも気軽に話せる空間づくりを意識したことで、計画から完成までのスムーズな進行・連携を可能にした。また、若い社員のニーズや考え方を把握しやすい環境が作られ、新卒採用や離職率の低下に対して、効率的にアプローチできている」  ―これからの目標や計画は。  「売上高1000億円を目指し、これまでの10年間で作り上げた当社の価値をさらに高める。マンションの自社開発数をより一層増やしていく他、ワンルーム以外の開発も進め、さまざまなニーズに対応していく。また、自社開発だけでなくここまで成長させてもらった恩返しとして関西圏の不動産開発業界をより大きくするため、次世代の育成にも取り組む。大阪のこれからの不動産開発業界を担う企業が取得した物件を積極的に購入し、良きクライアントとして支えていき、業界全体の発展を目指す」  ―今後の関西圏のマンション開発事業をどう進めていくのか。  「関西圏は観光・投資共に多くの注目を集める勢いのあるエリアで、多くの需要に応え続ける必要がある。また、マンションの建築にかかる費用の高騰に対しては、これまで以上にリスクの低い堅実な経営を推し進め、崩れにくい財務バランスを構築していく必要がある。そのための組織力や団結力の強化を図る」