高知県 26年度当初予算見積概要

四国

2026年度一般会計当初予算見積概要総括表

 高知県は、2026年度当初予算の見積もり概要をまとめた。一般会計の総額には25年度当初予算比4・6%増の4960億6200万円を見込む。このうち、南海トラフ地震対策関連予算は7・2%増の281億4500万円。部局別で見ると土木部は4・6%増の718億4100万円、林業振興・環境部は1・5%増の141億1000万円、農業振興部は13・9%増の132億9700万円などを要求した。  その他の部の増減では、健康政策部が東部地域で看護師養成施設や在宅療養サービス提供機能などを持つ多機能支援施設整備や動物愛護センター整備事業などで7・2%増の383億9500万円、文化生活部が高知城の保存活用・整備に向けた有識者会議の開催や石垣の基礎データ整備などの耐震対策を進める高知城保存整備事業などで7・0%増の156億1600万円、観光振興スポーツ部が新県民体育館の整備に係る基本設計や実施設計を行う新県民体育館整備委託などで15・0%増の41億5900万円。  県は今後、26年1月上旬の財政課長内示、中旬の総務部長協議を経て、下旬に知事査定を行い、2月中旬に当初予算案を発表する。