香川県の26年度一般会計予算要求 土木部は419億

四国
 香川県は、2026年度当初予算(一般会計)の部局別要求状況を公開した。土木部は419億1700万円(対前年度当初予算比2・2%増)となった。主な事業として、空港連絡道路整備事業、河川総合開発事業が盛り込まれた。  高松空港と高松自動車道高松西インターチェンジを結ぶ空港連絡道路整備事業の要求額は13億8800万円。26年度は、中間南工区の高架橋部分700㍍の設計などに着手する。引き続き、南側6㌔の香南工区の整備を進める。  長柄ダムと五名ダムの調査・設計・工事に関わる河川総合開発事業では、13億4000万円を求めている。  教育委員会は、県立学校体育館の空調整備事業に15億2900万円を要求した。この他、青少年教育施設機能強化事業の予算額は3900万円となっている。  環境森林部の治山・林道・造林事業は12億5500万円となっている。総務部の香川国際交流会館改修事業は3億7600万円。同施設の外観整備を実施し、ギャラリーなど文化的な機能をもつ施設にリニューアルする考えだ。  商工労働部の香川県企業誘致条例に基づく助成金は19億3600万円を要求している。県内に工場、物流拠点施設、情報処理関連施設などを設置した企業への助成金に充てる。  26年度当初予算で要求した一般会計の総額は5212億4500万円。前年度と比較して245億3900万円(4・9%)の増加となった。