岡山市下水道河川局 ウォーターPPP導入サウンディング調査へ

岡山

建部浄化センター現況

 岡山市下水道河川局は、下水道事業に官民連携による管理更新一体マネジメント方式(レベル3・5)更新支援型を想定したウォーターPPP導入を検討するため、第2回サウンディング型市場調査を実施する。勉強会・説明会の参加申し込み期限は1月20日、エントリーシート添付のEメールで申し込む。1月30日に勉強会・説明会を開催、2月16日までにアンケート調査を締め切り、3月中旬以降に結果を公表する予定。持続可能な下水道事業を実現するため、民間事業者の参入による効率的な運営管理に取り組む見通し。  勉強会では、ウォーターPPP導入の必要性、4要件、実施体制、地元企業に期待する役割など、説明会では岡山市の下水道事業および農業集落排水事業、ウォーターPPPの概要、導入予定の事業内容、サウンディング型市場調査内容、スケジュールなどが話される。  会場は旭西排水センター(岡山市北区七日市西町6ノ10)管理棟3階。参加人数は1社2人までで、エントリーシート明記のうえ、下水道施設部下水道施設管理課(E-mail : shisetsukanri@city.okayama.ip)へ申し込む。  想定している事業は、公共下水道が建部、御津中央、野々口の各処理区、農業集落排水地区が御津新庄、太田、紙工、湯須十谷、鹿瀬を対象(太田と鹿瀬は2034年度に建部公共下水道に統合予定)とし、近隣に位置する処理区と農業集落排水地区をまとめることで業務効率化を図る。対象施設は処理場・処理施設・管路のすべての施設を含む予定。事業期間は29~38年度の10年間。  ウォーターPPPによる受託者側の想定業務は、各事業共通業務として統括管理、セルフモニタリング、災害対応。公共下水道事業と農業集落排水事業としては、運転管理、保守点検、修繕、台帳データ管理、水質汚泥試験および分析、緊急対応、清掃、管清掃、廃棄物管理・運搬・処分、ユーティリティ調達、消耗品調達、安全管理、通報・苦情対応、調査(更新計画案作成用)、更新計画案作成-など。  下水道分野のウォーターPPPは、23年6月に国土交通省PPP/PFIアクションプラン改定版ガイドラインにより、施設所有権は公共団体に残して料金徴収を含む事業運営権を民間事業者に長期付与する「コンセッション方式(レベル4)」と、水質管理・運転操作・保守点検、ユーティリティ調達・管理、修繕計画作成・実施、更新計画作成、コンストラクションマネジメント(CM)、更新(改築)を10年間付与する「管理更新一体マネジメント方式(レベル3・5)」などが示された。  この管理更新一体マネジメント方式(レベル3・5)には、更新実施型と更新支援型があり、更新実施型は全項目、更新支援型はCM、更新(改築)を除いたもので、岡山市が想定している更新支援型は、更新計画作成は含むもののCMは含まない形で官民連携を図ることを検討している。