川崎市 稲田公園再整備へPark―PFIなど検討 意見交換会を開催

神奈川

稲田公園。児童プールを撤去し、オープンスペースと親水施設を新設する方針

 川崎市建設緑政局は、多摩区にある稲田公園の再整備に向けて、PPPプラットフォーム意見交換会を2月2日と4日に開催する。参加申し込みは1月23日まで。Park―PFIの他、BTO方式やDBO方式などの民間活力の導入を検討している。  稲田公園(多摩区菅稲田堤2ノ9ノ1)は、管理面積が約3万1540平方㍍、都市公園としては2万2178平方㍍の公園。JR南武線の稲田堤駅の近くに位置し、児童プールや少年野球場、広場、トイレ、防災倉庫などがある。  開園から50年以上が経過し、児童プールや遊具、トイレが老朽化。公園の出入り口が狭く、園内の通路が未整備、休憩施設が少ないなどの課題がある。  再整備に当たっては、園内を「エントランス」「水とみどり」「広場と遊具」「スポーツ」の4ゾーンに分類。児童プールを撤去してオープンスペースと親水施設を新設する他、老朽化したトイレなどの施設更新やバリアフリー化、グリーンインフラや暑熱対策を考慮した植栽の適正管理などを目指す方向性として整理した。  民間活力を導入する際は、飲食・物販施設の提供や年2回程度のイベントの実施、管理水準の維持、適切な樹木管理などを事業条件とする考え。  意見交換会では、公園の活用アイデアや事業参画の可能性、事業手法、整備イメージなどについて意見を求める。  2025年度末には、「再整備の考え方」を策定する。民間活力の導入については、2026年度にかけて個別ヒアリングなどの簡易的な検討を実施した後、27年度に詳細な検討に移る。27年度末には再整備基本計画を策定する予定だ。  PFIなどの事業手法の場合、28年度から事業者を選定する。29~30年度に設計、31~32年度で工事を行う見通しだ。