静岡市 ナショナルトレセン 基本構想策定へプロポ
静岡
清水ナショナル トレーニングセンター
静岡市は、清水ナショナルトレーニングセンターについて、官民連携手法の導入を含む最適な運営手法を導き出すための基本構想を策定する。策定支援業務の受託者を決めるため、公募型プロポーザルの手続きを開始した。1月27日まで参加表明書の提出を受け付ける。契約上限額は1798万5000円(消費税込み)。
開館から23年がたち、施設が老朽化するとともに施設環境が利用者のニーズに合っていないことや、年間約1億8000万円の指定管理料を支払って運営と維持管理をしていることもあり、将来に向けて施設の魅力と持続可能性を高めるため、市は指定管理にかかる費用を抑えつつ、施設の利用環境を改善し収益性を高めて市の負担を減らすことが必要と判断。
今回の業務で、既存施設の現状と利用実態を客観的に把握し、将来の収益性と持続可能性の向上、市が推進するユニバーサルスポーツの聖地化に向けて、官民連携手法を含めた最適な運営手法を導き出すための基本構想を策定する。
また、補助金の活用などを含む、市の財政負担の軽減を視野に入れた施設整備の手法も検討する。
企画提案書と見積書の提出期限は2月3日。市が設置する審査委員会が企画提案書などの書面審査を行い、合計点数の最高得点者を契約予定者とする。ヒアリングは実施しない。2月10日以降に選定結果を参加者に通知する。業務期間は3月27日まで。
天然芝グラウンドや人工芝コート、トレーニングルーム、体育館、宿泊施設、レストランなどで構成する。建物の規模は鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ7726平方㍍。年間約18万人が利用する。所在地は清水区山切1487ノ1。
プロフィットセンター(収益を生み出せる施設)化するための意見募集を2025年4~5月に実施。人工芝のサッカーコートの新設、トレーニング施設の高度化、宿泊部屋数の増加や質の向上などが必要との意見があった。岩田智穂観光交流文化局長は25年12月3日の市議会11月定例会で「将来的にはサッカーグラウンドの面数拡大や宿泊機能の拡充などの施設強化、ネーミングライツをはじめとする新たな収益の確保などが必要」との考えを示した。
