岡山県は完工高営業利益率がプラスに 西保証の24年度「建設業の経営指標」

岡山
 西日本建設業保証は2024年度の「建設業の経営指標」をまとめた。岡山県の24年度の対象企業数は978社。収益性の項目では、完成工事高営業利益率の総平均が22年度以降で唯一、プラスとなる0・62%だった。完成工事高経常利益率の総平均についても、同年度以降で一番高い2・21%となった。  中国地方全体の状況としても、23年度と比較して完成工事高営業利益率は1・71%、完成工事高経常利益率は3・23%と上昇・改善した。西日本全体の状況としても、両利益率の総平均は上昇に転じている。  24年度の岡山県の対象企業を業種別に分けると、土木が606社、建築が51社、土木建築が157社、電気が64社、管が100社。  完成工事高別では、1億円未満が297社、1億~5億円が490社、5億~10億円が100社、10億~30億円が69社、30億円以上が22社となる。  「完成工事高営業利益率」の総平均(カッコ内の数字は西日本の総平均)は0・62%(1・43%)。23年度はマイナス0・47%(1・02%)、22年度はマイナス0・02%(1・31%)だった。  24年度の数値を業種別に見ると、土木は0・02%(1・11%)、建築は0・34%(0・69%)、土木建築は1・43%(1・35%)、電気は3・78%(3・30%)、管は1・02%(2・19%)。  同利益率の完成工事高別の数値(24年度)は、1億円未満がマイナス4・54%(マイナス3・06%)、1億~5億円が2・24%(2・43%)、5億~10億円が4・33%(4・39%)、10億~30億円が3・72%(5・15%)、30億円以上が5・05%(5・18%)となった。  「完成工事高経常利益率」の総平均は2・21%(2・81%)。23年度は1・35%(2・51%)、22年度は1・98%(3・11%)。  24年度の数値を業種別に見ると、土木は1・83%(2・55%)、建築は1・43%(1・81%)、土木建築は2・55%(2・56%)、電気は5・21%(4・98%)、管は2・39%(3・49%)。  同利益率の完成工事別の数値(24年度)は、1億円未満がマイナス1・86%(マイナス1・10%)、1億~5億円が3・38%(3・66%)、5億~10億円が5・57%(5・48%)、10億~30億円が5・02%(6・08%)、30億円以上が5・38%(5・97%)となった。  建設業の経営指標は、西日本建設業保証が決算書の提出を受けた企業のうち、本店所在地が西日本の企業が対象。業種は、土木・建築・土木建築・電気・管となっており、兼業売上高が総売上高の20%以下としている。収益性・活動性・流動性・健全性・生産性で全35項目の指標をまとめた。