静岡市 スタジアム「2月議会までに判断」

静岡
 静岡市の難波喬司市長は1月8日の定例記者会見で、IAIスタジアム日本平を大規模改修するか移転新築するかの判断時期を2月に延期することを明らかにした。難波市長は「大規模改修か移転新築かの決定ではなく、どちらが望ましいかの判断だ」とし、現在、IAIスタジアム日本平の改修費の見積もりをほぼまとめた段階で、「これまでに示していた約148億円と大きく変更はなく、150億円程度」とした。新スタジアムを建設する場合の費用は明言を避けた。  1月末までに判断する予定だったが、関係者との調整に時間が掛かっているという。順調なら2月上旬、遅くとも市議会2月定例会の開会までに、「どちらが望ましいか」の判断をまとめ、採用した案の実現性を詳しく検討する。   仮にJR清水駅東口での建設が望ましいとしても、市がスタジアム建設の費用全てを確保することは不可能。民間投資を導入できるかの検討が必要になるため、現時点で大規模改修か移転新築かを最終決定するのは不可能とした。  その上で、清水駅直結で約14㌶の面積を持つENEOS所有地での街づくりを「逃してはいけない絶好の機会。今までの延長上ではなく、30年先、50年先を考えた街づくりをしていく」と意欲を見せた。  新スタジアムを建設する際の最有力候補地である、JR清水駅東口近くのENEOS所有地の土地利用計画を策定している。スタジアムを建設する場合にどういった土地の使い方をするのか、スタジアムを建設しない場合の検討も含めて行っている。  清水庁舎を清水駅東口に移転新築する方針案も示しており、「清水駅付近の中心市街地に都市機能を集めて、そこに行けばだいたいのサービスは完結するというようにしていくことが必要」との考えも述べた。  静岡都心部でのまちづくりでも掲げている「職・住・商・学・遊・福(祉)近接」を話題に出し、清水駅周辺がスタジアムを中心にマンションや高齢者向けの住宅、病院、子供が来て遊べる場所がある、「未来の都市になりえる」との思いを述べた。  スタジアムを建設する場合、どの程度の土地が必要かの問いに「7㌶あれば、スタジアムだけではなく付加的なものもできる。スタジアム自体は5㌶あれば十分立地はできる」と答えた。ただし、「スタジアムの可能性がある場所が静岡市の土地になるとは限らない」とも述べた。