葉山町 臨御橋を改修 26~28年度で

神奈川

改修後の臨御橋のイメージ

 葉山町は、臨御橋の改修工事を2026~28年度の3カ年で実施する計画だ。現場への重機搬入路の確保が難しいことなどから道路拡幅の必要性が浮上するなど、この数年間に改修とするか架け替えとするか検討を重ねてきた案件が改修工事として動き出す。設計は長大(東京都中央区)が担当した。  臨御橋は、葉山御用邸の中を流れる下山川をまたぐ橋長33㍍、幅員4㍍の橋。橋梁形式は上部工が3径間PC桁橋で、下部工が重力式橋台2基と、ラーメン式橋脚2基で、橋脚は1基が4本で構成されている。欄干が赤く塗られていることから、地元では「赤橋」と呼ばれている。  今回の改修工事は2期に分けて進める。1期は26年11月から27年5月下旬まで。4本で構成されている橋脚を鉄筋で巻き上げ、小判型のような断面にして補強する。また、落橋防止装置を設置する。  2期は27年11月から28年5月下旬まで。床版や高欄などを全面的に更新する。デザインは既存橋梁を極力そのまま生かすかたちで受け継ぐ。  重機搬入路の確保の困難さから検討されてきた道路拡幅については、既存橋梁の桁の健全性が確認されたことを受け桁を運ぶ大型重機を使用せずに済むため、実施する必要がなくなったという。  町は「葉山臨御橋架け替えプロジェクト」で町民の寄付を募っており、25年10月末時点で2億7619万5887円が集まっている。今回の改修工事費は26年度当初予算時に明らかになる見通し。