25年12月の公共工事動向 請負金額は116%増
静岡
東日本建設業保証静岡支店がまとめた静岡県内の公共工事動向によると、2025年12月は前払い金保証の取扱件数が394件で前年同月比4・4%減の一方、請負金額は116・0%増の245億5900万円だった。中日本高速道路会社や国立大学法人などを含む独立行政法人からの請負金額が7807・0%増え、開発公社など地方公社の請負金額も6848・3%増えたことが寄与した。
4~12月の25年度累計では件数が5・4%減の5686件、請負金額は16・6%増の3317億1800万円だった。人件費や物価などのコスト増で1件当たりの金額が増加する一方、発注件数自体は伸びていないという、「件数減、金額増」の傾向が続いている。
12月単月を発注者別に見ると、県は取扱件数が160件で前年同月比6・7%増、請負金額が15・5%減の32億0600万円。
市町は取扱件数が202件で16・5%減、請負金額は66億7800万円で7・7%増えた。請負金額増加は、昨年度大型工事2件があった静岡市が81・1%減少したものの、菊川市の大型建築工事の実績が寄与し7・7%増となった。
国は取扱件数が16件で33・3%増え、請負金額が13億5800万円で66・2%増えた。昨年同月は1件当たりの請負金額が最大で3000万円程度だったが、今年は1億円以上の案件が4件あったことが全体を押し上げた。
独立行政法人などは、取扱件数が33・3%増の4件、請負金額が7807・0%増の86億7400万円。中日本高速道路会社の県東部地方での東名高速道路の床版取り替え工事が影響した。
地方公社は件数1件で前年同月と変わらず、請負金額は6848・3%増の44億3300万円。掛川市での造成工事の実績が寄与した。
事務組合や土地改良区・区画整理組合などその他の発注者は、取扱件数が175・0%増の11件、請負金額が46・0%減の2億0800万円だった。
