天沼中改築 施設規模は延べ8400平方㍍超

東京

天沼中(現況)

 杉並区は、「天沼中学校および併設1施設改築」に伴う平面計画と基本設計の素案を、27日に開く改築検討懇談会に諮る。順調なら2026年度から実施設計に着手し、28年度からの本体工事着工に備える方針だ。新たに整備する施設の規模は延べ8400平方㍍超になる見通し。  天沼中は1947年、杉並第五小学校に併設する形で開校した。翌年には現在の場所に現校舎(管理教室棟の最も古い棟)を建設し、その2年後に体育館を整備した。既存校舎の面積は延べ5789平方㍍。これに延べ834平方㍍の体育館、25㍍×11コースのプールなどで構成する。運動場の有効面積は約4600平方㍍。  躯体や設備の老朽化が進んだことから現地での改築を計画、学校施設整備計画(2次改築計画)に整備方針などを盛り込んだ。改築に合わせ、不登校の生徒などが利用する「さざんかステップアップ教室」を建物内に取り込む方針。基本設計は相和技術研究所(品川区)が担当している。  新たな施設の規模は3階建て延べ8432平方㍍程度、グラウンドの面積は4025平方㍍を想定しているが、建物の最終的なボリュームはこれをやや上回る規模になる見通し。27日に予定している第9回検討懇談会に平面計画と基本設計の素案を諮った後、細部の調整を経てその結果を2月ごろに予定する最終の懇談会に報告する予定だ。  こうした手続きを経て26年度から実施設計に入る。27年度には事前準備として仮設校舎の整備や改築に備えたプール棟やテニスコートの解体を進め工事用動線を確保する。本体工事には28年度から着手する。  基本設計は相和技術研究所(品川区)が担当している。  整備場所は本天沼3ノ10ノ20。