「市場の厳しさ増している」 橋建協が新年交礼会

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 日本橋梁建設協会(橋建協、川田忠裕会長)は1月9日、新年交礼会を都内で開き、会員ら約380人が参加した。川田会長は冒頭、「鋼橋の発注量が過去最低を記録するなど、市場の厳しさは増しているが、困難を乗り越え、より強靱で持続可能な社会の実現に向け、まい進する」とあいさつした=写真。  川田会長は、2025年を「極めて厳しい自然災害にさらされた一年だった」と振り返り、「人命救助の迅速化、生活基盤となるインフラの早期復旧を実現するには、高速道路ネットワーク全体の標準化が不可欠だ」と訴えた。  「鋼橋はその特徴から国土強靭化に大きく貢献できると確信している」と話し、河川内の橋脚を少なくしたピアレス橋梁、土砂崩れの被害リスクを軽減するオフセット橋梁、軽量・高強度のアクロス橋梁の採用に向けた取り組みを継続する。  来賓として参加した国土交通省の佐々木紀副大臣は、「防災・減災や国土強靭化、生産性向上の取り組みを加速するには、橋建協の役割が大きくなっていく」と期待を寄せた。  見坂茂範参院議員も登壇し、「鋼橋の発注量が極端に減っている。増加している防衛予算など、さまざまな財源を活用しながら、鋼橋の発注量をしっかりと増やしていかなければならない」と述べた。