静岡県内建設業 女性社長割合は3・5% 各業種で最低

静岡
 2025年10月時点で、静岡県内の企業の女性社長の割合は過去最高の7・5%を記録したが、建設業に絞ると3・5%にとどまり、製造業や卸売業、小売業など10業種で最も低かった。帝国データバンクが保有するデータベースから、全国約120万社を対象に女性が社長(代表)を務める企業を抽出し、静岡県内企業の分析をした。  業種別では不動産の17・2%が最も高く、サービス13・4%、小売り9・2%、金融・保険8・0%が続く。いわゆる企業対個人(BtoC)の業種で女性社長の割合が多かった。これら以外の業種は県内平均7・5%を下回り、卸売り7・0%、鉱業6・9%、農林水産6・8%、運輸・通信6・4%、製造4・7%、建設3・5%だった。  県内平均は1990年に3・4%だったのが95年には4・2%、2000年には4・6%、05年は4・8%、10年は5・6%、15年は6・0%、20年には6・5%となり、25年10月に7・5%を記録した。  全国は90年に4・5%で静岡県平均よりも1・1ポイント高かった。以来、常に静岡県を上回って推移し、25年にはこちらも過去最高の8・6%を付けた。  業種細分類で見ると、38・0%の美容業をトップに、土地賃貸業23・8%、貸家業21・8%などが2割を超えている。一方、鉄筋工事業と自動車車体整備業が1・0%で最も低く、屋根工事業1・1%、電気機械器具卸売業1・2%などが続いた。  都道府県別では、徳島県が12・3%で最も高かった。前年から0・2ポイント上昇して4年連続のトップとなった。四国では香川県と高知県も10%を超え、全国的にも女性社長比率が高い。一方、岐阜県が16年連続で最も低い6・6%、愛知県も同率で最下位だった。45位は7・0%の新潟県、44位は7・1%の滋賀県と長野県と、下位5県には、製造業の多い中部。北陸エリアが並んだ。静岡県は39位だった。