真鶴町 小中一貫義務教育学校基本設計平面図案 校舎をL字型に配置

神奈川
 真鶴町は、小中一貫の義務教育学校の整備に向け基本設計平面図案をまとめた。新校舎はグラウンドをL字型に取り囲むように整備し、校舎西側に普通教室や特別教室、L字型の結節点となる校舎中央部に図書館、南側に職員室や地域スペースなどを配置する。規模は2階建て延べ約7800平方㍍を想定している。  義務教育校は、現真鶴中学校(真鶴1855、約1万6520平方㍍)の敷地に既存施設を解体して建設する。構造は、今後設計者と協議を進めながら詳細を固める。基本設計は東畑建築事務所横浜支所(横浜市西区)が担当している。  校舎西側の1~2階に普通教室と特別教室を配置。特別教室は1階に大型机を配した工作・技術室や図画・美術室、デジタルLAB、理科室、東側に音楽室や家庭科被服・調理室、2階に理科室を設置する。  校舎中央部は図書館として利用。1階は本やメディアに気軽に接することができるよう歩きながら本を探せる空間を設け、2階は学習深度に応じた本選び、じっくり読み方に合わせて居場所を選べる図書空間とする。また、図書館との連携(拡張スペースとして)などの観点から校舎中央2階付近に約300席収容の多目的ホールを配置する。  校舎南側には地域スペースを配置し、1階部分は教職員や生徒たちが立ち寄れるサロンとして解放、2階部分を未就学児から中高生も使用できるカフェコーナーとして多世代が交流する場所とする。  体育館は、敷地南側に隣接する町立体育館(鉄骨鉄筋コンクリート造平屋1500平方㍍)を改修、冷暖房設備などを設置して活用。グラウンドは200㍍トラックの広さを確保するとともにサッカーコート1面を配置する。  今後の整備スケジュールは、本年度に基本設計、2026年度に実施設計を進める。27年度から順次既存建物解体と本体工事に着手する見通し。29年度の新校舎完成、30年4月の開校を目指す。