香川県 26年度中に4カ所のダムで洪水調節機能の増強を検討

四国
 香川県は、殿川ダムなど4カ所のダムでの洪水調節機能の増強に向けた検討を本年度から2026年度にかけて実施する。  現在、殿川ダム外3ダム洪水調節機能検討業務委託の簡易公募型プロポーザルの手続きを進めている。履行期間は11月30日。業務で得た条件を元に今後の方針を決定する。  洪水調節機能の増強検討を行う対象は殿川ダム(小豆島町)、大内ダム(東かがわ市)、大川ダムと前山ダム(さぬき市)。各ダムはこれまでの経験洪水において、異常洪水時防災操作に至った経歴がある。現代の異常気象への対応の他、治水機能の向上を目的にしている。  業務では、治水機能増強に向けて事前放流、利水容量からの容量振り替えに必要な放流設備を経済性、流下能力の点から検討する。  既存ダムの同軸かさ上げについて、ダムサイトの地形や地質条件、既設の堤体構造や周辺環境への影響を踏まえて設定する。放流設備の構造、施工の課題、概算工事費、下流河道の治水安全度などを整理し、最適な形状を設定する。  この他、洪水ハイドログラフの整理、洪水調節効果の検証などを進める。  各ダムの堤体の型式は重力式コンクリート。殿川ダムの堤高は35・6㍍、堤頂長は192㍍。総貯水量は69万立方㍍。  大内ダムの堤高は26㍍、堤頂長は121・2㍍。総貯水量は100万立方㍍。  大川ダムの堤高は36㍍、堤頂長は124㍍、総貯水量は76万立方㍍。  前山ダムの堤髙は38・8㍍、堤頂長は181㍍、総貯水量は213万立方㍍。