名市緑政土木局 臨時・政策経費は前年度比6割水準 

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 名古屋市緑政土木局の2026年度予算要求に対する、財政局査定は63億0700万円(臨時・政策経費分)で、25年度予算(100億2900万円)に対して6割超の水準となった。ただ、財政局案における一般財源額(48億8900万円)に対しては、全局で最大となる10億円を配分している。今後の市長査定で、桜通の道路空間再整備、通学路のさらなる安全対策、河川・ため池の豪雨対策、アジア・アジアパラ競技大会選手輸送ルートの低木刈込等、公園樹木の健全化などについて、予算計上の可否を決めていく見込みだ。  予算化が認められた案件は、橋梁の耐震対策に事業費14億7500万円を査定。この他、9橋の工事に対する債務負担行為の設定(限度額の合計10億9000万円)は要求通り認めている。耐震補強は天白大橋など13橋を予定。債務負担行為を設定する橋梁は、喜惣治橋、天白大橋、喜惣治大橋、長丁橋、入場橋、小川橋、師長橋、焼田橋、下川原橋。  無電柱化は事業費13億4900万円と、都市計画道路伏見町線の電線共同溝整備に限度額3億4800万円(期間27~30年度)の債務負担行為の設定を査定。  東山動物園再生整備では、事業費13億4300万円をはじめ、債務負担行為の設定で、アジアの熱帯雨林エリアに限度額15億0800万円、アフリカゾーンに限度額6億9400万円、世界の植物と文化ゾーンの整備に1億5500万円、獣舎の熱源転換工事に限度額3200万円をそれぞれ認めた。期間はアジアの熱帯雨林エリアは27~29年度で、その他はすべて27年度。  ため池と排水施設の耐震対策では、工事費のみ予算を認め、設計費等は市長査定で判断することとした。工事はため池が9300万円、排水施設は9000万円。  庄内用水頭首工の老朽化対策では、本川ローラーゲートなどを対象に限度額3億6300万円(期間27~28年度)の債務負担行為の設定を査定した。  大江川の地震・津波対策は要求通りで、事業費3億3400万円、債務負担行為の設定は限度額6億3200万円(期間27年度)。  名城エリアの魅力向上につながる、名城公園の再整備は、公園再整備の経費2億8000万円を認めた。  茶ノ木根橋の改築に向けた設計は要求通りで査定。事業費は5100万円で債務負担行為の設定は限度額1億円(期間27年度)。  この他、コンクリート橋の緊急安全対策(要求額3億2000万円)は2月補正予算で要求することとしている。  市長査定は、桜通の道路空間再整備(要求額6500万円)、通学路のさらなる安全対策(同3億2900万円)、河川・ため池の豪雨対策(同2億2600万円)、アジア・アジアパラ競技大会選手輸送ルートの低木刈込等(同1億3300万円)、公園樹木の健全化(同3億6500万円)、弥富相生山線の整備(同4000万円、債務負担行為の設定は限度額1億3000万円で期間は27年度)などとなっている。