26年度に整備着手 中防外側のグリーン水素製造施設

東京
 東京都は2026年度に中央防波堤外側埋立処分場内でグリーン水素製造施設の整備に着手する。26年度当初予算案に実施設計と土地造成工事などの事業費として11億円を計上するとともに、27年度の土地造成工事の継続や製造設備の調達などに必要な経費を賄うため限度額51億円の債務負担行為を設定する。総事業費は120億円程度を見込む。28年度の稼働を目指す。  整備場所は中央防波堤外側埋立処分場敷地内の江東区海の森3丁目地先。東西水路の背後にある面積約1万8000平方㍍の土地のうち、約1万4000平方㍍を活用して発電容量2メガ㍗級の太陽光発電設備を建設する。  残る4000平方㍍には、発電した電力で水を電解して1時間当たり240ノルマル立方㍍の水素を発生させる設備を設ける他、水素を圧縮して運搬するための高圧ガス製造設備も配置する。  敷地内に設置する太陽光発電設備の電力のみで大規模なグリーン水素を製造するのは国内初という。  東京電力ホールディングスが製造施設の設計・整備と完成から29年度末までの運営・保守点検を担う。