企業団 一般建設改良費は117億円 26年度予算案
神奈川
一般建設改良費の 推移
神奈川県内広域水道企業団が公表した2026年度予算案によると、一般建設改良費は25年度比9・7%増の117億2500万円(国の補正予算による前倒し分を含む)だった。新規事業としてはDBO方式やDBM方式を採用した浄水場の排水処理施設と沈殿池設備の更新など5事業で債務負担行為を設定。本年度に入札を公告した事業を除く4事業を26年度に順次公告する。この他、老朽化した浄水場の設備の修繕・更新工事を進める。
DBO方式を採用した相模原浄水場と西長沢浄水場の排水処理施設整備事業、DBM方式による相模原浄水場と伊勢原浄水場、綾瀬浄水場の沈殿池設備整備事業には5事業で合計約734億円(最長52年度まで)の債務負担行為を設定。本年度に入札を公告した相模原浄水場の排水処理施設の整備事業を除く4事業を公告する予定だ。
老朽化が進んだ水処理施設などの更新・改良には57億1469万円を計上。西長沢浄水場の受配電設備や相模原浄水場淵野辺ポンプの更新工事を発注する。施設の地震対策には4億5765万円を充て、相模原浄水場の排水返送ポンプ室の耐震補強などを行う。
この他、神奈川県、横浜市、川崎市、横須賀市、企業団の5事業者が24年5月に策定した将来的な浄水場の統廃合などに伴う施設整備計画について、27年度の着手に向けた各整備内容の詳細検討、協議を進める。
主な事業と予算額は次の通り。
【最適な水道システムの実現に向けた施設整備と運用・管理の取り組み】124億8331万円
▽三保ダム・宮ケ瀬ダム・飯泉取水堰・相模大堰の堆砂対策―11億4765万円
▽水処理施設などの修繕(西長沢浄水場活性炭注入設備、伊勢原浄水場ろ過池の表面洗浄管他)―27億7000万円
▽水処理施設などの更新・改良(水運用センターシステム、末吉給水地点の追加塩素注入設備、西長沢浄水場の受配電設備、相模原浄水場淵野辺ポンプの更新他)―57億1469万円
▽施設の維持管理性の向上(相模原浄水場排水処理施設整備事業の契約、西長沢浄水場排水処理施設整備事業の公告〈DBO方式〉、相模原浄水場、伊勢原浄水場、綾瀬浄水場沈殿池設備整備事業の公告〈DBM方式〉)―1億4177万円
【自然災害や多様なリスクへの対応強化の取り組み】12億0814万円
▽地震対策(相模原浄水場排水返送ポンプ室の耐震補強他)―4億5765万円
▽漏水対策など(送水管漏水調査)―1億0113万円
