弥富市 十四山中跡地活用 現行案を白紙
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閉校した十四山中学校
弥富市は、統合に伴い閉校した十四山中学校の跡地活用について、新グラウンドを整備する方針案を白紙に戻し、2028年4月までは同校の校舎を残置することを決めた。市民から校舎の残置を望む声が多数上がったことなどを受け、整備方針案を再検討することとなった。
25年8月に策定した整備方針案では、跡地における民間需要が低いことを踏まえ、周辺の屋外運動施設を統合した新たなグラウンドを整備する考えを提示。また、グラウンド整備に併せ、既存校舎は南校舎を解体し、北校舎は避難所機能を備えた公民館などの多目的施設として活用する方針をまとめていた。
しかし、25年7月に開催した住民説明会と同年8月に実施したパブリックコメントでは、避難所として活用するために校舎の残置や、既存校舎を活用した新施設の整備などを要望する声が多数上がった。こうした意見を受け、市は整備方針案を一旦白紙に戻し、再度検討することを決めた。
現時点では、整備完了年度などの具体的な整備スケジュールは未定。既存校舎は、同校周辺地域の緊急避難所となるよつば小学校の整備が完了する28年4月まで避難所としての活用を継続する。
今後は、引き続き住民説明会などで市民らの意見を集める他、サウンディングなどを通じて民間事業者から活用アイデアを募り、整備方針を固める想定だ。
