明日の星55 竹内工務店 鈴木日和(すずき・ひより)さん

東京

鈴木日和さん

 足立区に拠点を置く竹内工務店は、2027年に創業100周年を迎える。上下水道や道路、公共施設、学校など、土木と建築の幅広い分野で実績を重ねている。工事部土木課に所属し、下水道工事を担当する鈴木日和さんは、スポーツトレーナーから転職し、今年で入社4年目。入社の経緯や今後の目標などを聞いた。  ―なぜ転職して建設業界に進んだのか。  「大学卒業後、スポーツトレーナーとして2年間勤務したものの、業務内容に変化が少なく、成長を実感しにくいと思っていた。そこで業種を絞らずに転職活動を始めた。そんな中、社長や部長との面談を通して職場の雰囲気の良さを感じた他、充実した福利厚生もあり、入社を決意した」  ―入社してからのギャップはあるか。  「入社前は建設業界に対して”3K”のイメージを持っていたが、実際に現場で働くと印象が大きく変わった。安全性は一人ひとりの意識や行動で高めることができ、これまでのイメージも現場環境の改善によって克服が可能で、想像よりも快適で働きやすい環境だと感じる」  ―これまでの担当した現場は。  「入社後はマンホールの耐震化工事に携わり、上司から指導を受けながら施工計画を作成した。現在は、江東区晴海の下水道管再構築の工事でSPR工法を採用した現場を担当している」  ―大変だと感じた場面はいつか。  「下水道工事は昼夜を問わず作業を行うため、円滑に進めるためにも臨機応変に対応することに大変さを感じる。工事はクレーム対応もあるが、それは住民への配慮や工事の重要性をうまく伝えられなかったことが原因だと思う。だからこそ、生活基盤を支える工事だと理解してもらった上で、一日でも早く『君に任せれば安心』と言われるような一人前の現場監督になりたい」  ―今後の目標を教えてほしい。  「まずは安全管理の徹底に努めたい。安全管理のやり方にはさまざまな工夫があるので、それらを吸収しながら、今後担当する現場で役立てていきたい。資格面では1級土木施工管理技士の取得に向けて勉強している」  ―休日の過ごし方は。  「夜勤と日勤があるので最初は慣れるのが大変だった。その中でも日勤の夜はしっかり寝て睡眠時間の確保を心掛けている。土日の休暇は取りやすいので、朝から友人と会う予定を入れるなど、充実したプライベートを過ごしている」