首都高 神田JCT付近の橋梁拡幅・架替えへ設計
東京
首都高速道路会社は都心環状線・日本橋区間の地下化事業に関連して神田橋ジャンクション(JCT)付近の橋梁の拡幅や架け替えを行う。これに伴う上部概算・下部実施設計の委託先を決めるため、1月23日に公募型プロポーザル(簡易手続きタイプ)を公示。橋梁設計の競争参加有資格者から2月13日まで参加表明書と技術提案書を受け付け、3月4日の見積もり合わせを経て契約を結ぶ。税込み業務規模は7210万円。履行期間360日で2026年度内に業務成果を得て工事の発注に備える。
都心環状線・日本橋区間の地下化(千代田区~中央区)は神田橋JCT付近から江戸橋JCT付近までの約1・8㌔が事業区間。トンネルなどの新たなルート(主要工事発注済み)を整備した上で、既設の高架橋を撤去する。35年度までに新たなルートの整備を、40年度をめどに高架橋の撤去をそれぞれ完了させる予定だ。
これに関連して拡幅や架け替えを行う橋梁は、神田橋JCT付近で都心環状線につながる八重洲線の一部。橋長約88㍍の鋼鈑桁橋と同約38㍍のPC桁橋で構成し、幅員はいずれも約18㍍となっている。最新基準への適合が目的で、前後を含め地下化後も残して都心環状線との行き来などを可能にする。
今回の業務内容によると、鋼鈑桁橋は上部の床版の片側を最大約2㍍拡幅して主桁と横桁を補強するとともに、下部のうち鋼製橋脚2基とケーソン基礎2基に補強を施す。PC桁橋は上部を全て架け替える。また、両橋の支承の取り換えや架け替えたPC桁橋の上部と下部の剛結なども実施する。
業務の履行を通じてこれらを具体的に検討。工程表を作って概算工事費を算出し、工事発注の前提を整える。
なお、八重洲線の神田橋JCT~西銀座JCT間は日本橋区間の地下化事業の進展などを受けて25年4月から35年度まで通行止めにしている。
