更新方法を検討 秋川導水路2㎞超 都水道局

東京
 東京都水道局多摩水道改革推進本部は秋川導水路(あきる野市)を更新する。基本設計をエーアイ設計工房(青梅市)に委託し、延長が2㌔を超える既設施設の補修や別ルートでの管路の新設といった更新方法を比較検討する。11月10日を納期に成果を得て、実施設計につなげる。  秋川導水路は乙津1号取水所(あきる野市乙津599)で秋川から取水した原水を、戸倉浄水所(同市戸倉261ノ2)に導水する延長約2・1㌔。管路は主に隧道で、断面は台形など箇所により多様だ。1922(大正11)年に完成した。  水道局は風水害リスクが高い地区で取水施設の改良を進める方針を「東京水道施設整備マスタープラン」(2021年3月)で打ち出している。秋川導水路は部分的に改修しているものの耐震性の不足する箇所がある他、老朽化も進んでいるため、更新に向けた検討を行う。  今回の基本設計では導水機能を確保したまま更新する方法を考える。更新後に口径350㍉の管渠に相当する流量を確保することを想定し、▽既設の施設を補修▽既設の施設内に管渠を新設▽別ルートで管路を新設―などの手法を比べて最適な案を選定する。  秋川導水路が経由する2カ所の沈砂池(追分沈砂池、坂下沈砂池)についても、導水路の更新に合わせた在り方を整理していく。