吉野川下流域用水事業 完工式開く 水資源機構
四国
万歳三唱の様子
水資源機構は1月24日、国や県などが工事を進めてきた吉野川下流域用水事業の完工式を藍住町内で開いた。関係者約50人が事業の完了を祝い、万歳三唱などを行った=写真。
冒頭、水資源機構の金尾健司理事長が「吉野川下流域は県下最大の農業地帯。全国的に有名なブランド農産物を供給している。今後も安全で良質な水を安定して安く届けることで地域振興に貢献、次世代に引き継いでいく」とあいさつした。
事業説明では、吉野川下流総合管理所の谷本修所長が事業の経緯や、農業用水の水質向上に向けて取水口統合や農業用水専用の幹線水路を整備してきた工事概要などを報告した。
吉野川下流域用水事業の区域は徳島市、鳴門市、阿波市など3市5町にまたがる農業地帯。用排水分離による水質改善や取水口統合、高低差を利用した農業用水の配水を行うことで維持管理費の軽減を図っている。国や県が1990年度に事業着手、2024年3月から水資源機構が事業を継承した。受益面積は約5200㌶。総事業費は約1631億円。
