川崎市 塩浜営業所建て替えへ基本計画 26年度に基本設計を委託

神奈川

塩浜営業所(川崎市資料より)

 川崎市交通局は、塩浜営業所の建て替えに向けて、基本計画の策定を日本工営都市空間神奈川事務所(横浜市中区)に委託した。既存営業所で市バスの運行を継続しながら、建て替え工事を実施するための計画を立案する。履行期限は3月19日まで。2026年度には基本設計を別途委託する予定だ。  塩浜営業所(川崎区塩浜2ノ2ノ1)は、川崎区エリアを担当する市バスの事業所。1974年8月に竣工した鉄筋コンクリート造2階建て延べ1512平方㍍の営業所の他、鉄骨造の給油所やプレハブ倉庫などがある。営業所敷地の全体面積は約8091平方㍍で、営業所などがある東側敷地が約6709平方㍍、駐車場となっている西側敷地が約1382平方㍍。  塩浜営業所の老朽化の他、バスの車検業務を担う民間事業者の減少が課題となっている。民間整備事業者の減少が市バスの輸送サービスに影響を及ぼす恐れがあることから、市バスの営業所内で車検業務が完結する「指定自動車整備事業」の実施を目指す考え。  建て替えに当たっては、既存営業所の南東に、4階建てで建築面積1400平方㍍程度、延べ床面積3500平方㍍程度の新営業所を設ける。  1~2階を吹き抜けにし、整備工場の空間を確保。作業バースを9バースを取り、約90台ある塩浜営業所のバスの他、将来的に上平間営業所のバス約50台の車検も行えるよう整備する方針だ。  工事の際には、駐車場に点在する倉庫や洗車場などを撤去した上で新たな営業所を建設。完成後に既存営業所を解体する。再整備は既存営業所がある東側敷地のみが対象で、西側敷地はそのまま駐車場とする。  営業所の敷地に余裕が少ないため、基本計画では工事ヤードやバス駐車場の移転規模など、既存営業所でバスの運行を継続しながらの建て替えに必要な条件を整理する。新設営業所や洗車場などの付帯施設の配置や施工計画を立案し、概算工事費や工期を算定する。  2026年度に基本設計を委託する予定で、地質調査や工事手続き関係の調査なども順次委託する。28年度から建て替え工事に着手し、31年度の事業完了を目指す。