【SBSラジオで紹介!】浜松市 佐鳴台小中一体化を含む地域中核施設の整備を計画

静岡

小中一貫校化を計画する佐鳴台中学校

 浜松市は、佐鳴台小学校と佐鳴台中学校を小中一貫校とする他、佐鳴台協働センターと子どものこころの診療所を同敷地内に集約し、佐鳴台地域中核施設として整備する方針を打ち出した。公共施設の複合化を進め、地域共生の場の創出につなげる。1月19日に行われた市議会総務委員会・厚生保健委員会・市民文教委員会合同委員会で、担当課が事業概要や効果について説明した。  佐鳴台中と佐鳴台小の敷地を一体化し、小中一貫校として整備する。両校の敷地を一体化し、二つの敷地間を通る市道を廃止する。合計の敷地面積は約4万8000平方㍍。  既存校舎を改築し、佐鳴台協働センター(中央区佐鳴台2丁目24ノ1)と子どものこころの診療所(中央区鴨江2丁目11ノ1)の機能を複合化。インクルーシブ連携ゾーン(教育・福祉・医療)と地域中核施設ゾーン(学校・協働センター)で構成する地域中核施設を形成する。  現時点の事業スケジュール案として、2025~26年度で構想・調整を進め、26~28年度で設計・調査、27~33年度で整備(造成・建設・既存解体)、34年度の供用開始を目指すとしている。  整備方針について市は、小中一貫校化による小・中学校間の交流促進と安全で連続性のある教育の提供、学校と協働センター諸室の共同利用による利便性向上、こども・若者の居場所や地域の交流の場の創出、教育・福祉・医療機能の連携・相互支援による教員の育成・支援の充実、初診待機者数・待期期間の緩和・診療機能拡充のための施設環境整備などを挙げた。  また、施設複合化の意義として、▽佐鳴台地域の住民交流の促進による地域コミュニティの活性化と郷土愛の醸成▽生涯学習機能や子育て支線施設の一体化とこども・若者の居場所の創造による利便性向上▽小中一貫校化による9年間の学びと育ちをつなぐ小中一貫教育の推進▽医療・福祉・教育連携によるインクルーシブ教育と教員育成・支援の充実▽インクルーシブ社会の実現に向けた施設・環境の創出―を挙げている。  市は25年4月に「第2期浜松市公共施設等総合管理計画」を策定し、公共施設複合化の検討を進めている。公共施設の約4割を占め市内全域にある小・中学校をはじめ、協働センター、図書館、福祉施設などの施設を組み合わせながら、公共施設の複合化について検討を進めている。  佐鳴台地域中核施設については、佐鳴台中と佐鳴台協働センターが築約40年、佐鳴台小と子どものこころの診療所が築約50年と、老朽化が進行している点も検討材料の一つとなっていた。