砥部町で第26回重信川フォーラム 240人が参加
四国
砥部町で開かれた第26回重信川フォーラム 地元小中学生など240人が参加した
重信川の自然再生や防災、環境保全、地域連携などについて考える「第26回重信川フォーラム」が1月27日、砥部町内で開かれた=写真。重信川の自然をはぐくむ会(会長・矢田部龍一愛媛大学名誉教授)が主催し、国土交通省松山河川国道事務所が協力した。愛媛県内の小・中学生や高校生、大学、企業、行政関係者など約240人が参加し、生徒や専門家などの活動・研究発表などを聴講した。
当日は東温市立拝志小学校の児童が「つながる防災学習~拝志っ子防災レンジャーの取組~」、松山市立椿中学校の生徒が「重信川と防災から考える未来」、愛媛県立伊予農業高校の伊予農希少植物群保全プロジェクトチームが「重信川の瀬切れと肥料由来マイクロプラスチックの動態」についてそれぞれ研究発表を行った他、松山防災リーダー育成センターがジュニア防災リーダークラブの防災への取り組みを紹介し、矢田部会長から感謝状が授与された。
また、DCMによる家具転倒防止対策など家庭での災害への備え、愛媛大学付属高校の松本浩司副校長による松原泉へのマツサカガイ移植試験(中間報告)の講演も行われた。
重信川の自然をはぐくむ会では、重信川の自然を取り戻そうと、NPOなどの活動団体や地域の学生、生徒や住民、行政が一つとなって2003年から活動や研究の発表や意見交換を行い、重信川の自然再生や環境保全の参考にしている。フォーラムの閉会に当たり、副会長を務める松山河川国道事務所の蓜島洋伸所長は、「フォーラムを通じて川に親しんでもらいたい」とした上で「一方で川は危険な場所でもあり、大雨の際には生活を脅かす存在にもなる」と述べ、防災という概念を持ち続けることの重要性を強調した。また、愛媛県で来年開催予定の日本初の自転車国際会議「ベロシティ」についても触れ、「事務所としても川から見るまちづくりという観点で活動していきたい」とし、参加者に理解協力を求めた。
