関係団体連携強化へ 学習型災害対応訓練開く 山地砂防ら

四国
 国土交通省四国山地砂防事務所は1月29日、徳島県西部の自治体らと合同で大規模土砂災害を想定した学習型災害対応訓練をつるぎ町で開いた。関係団体の職員ら約100人が参加し、同町での記録的豪雨に対して、取るべき事前準備や発生後の対応、その他機関との連携内容をタイムスケジュールに沿って確認した。  訓練では「情報収集・警戒対応ステージ」「初動対応ステージ」「土砂災害詳細対応ステージ」の3ステージを設定し、時間軸に沿って進行役が参加者に質問し、参加者が繰り返し対応を回答していく質疑応答型の方法を採用した。最初に大型台風の接近に伴い、気象庁から観測史上最大級の総雨量となる恐れの情報が発信され、つるぎ町が地域住民へ避難指示や避難所を開設するタイミングに合わせた国や県の対応などを情報共有した。続けて降雨終了後の広域調査で被災状況が明らかとなり、河道閉塞(へいそく)や地滑りが発生していることを受けた初動対応や情報共有方法について確認した。さらに道路啓開に向けた応急対応や孤立集落解消までに要する時間を踏まえた関係機関の連携などを確認した。