免震建築を学ぶ 建設トップランナー倶楽部
中央
オンライン研修会には約30人が参加して免震構造の重要性を学んだ
建設トップランナー倶楽部(米田雅子代表幹事)は2月3日、オンラインで幹事会総会後に研修会を開催し、地震列島における免震建築の優位性に関して知見を深めた。
工学博士で免震研究推進機構代表理事の和田章氏は、地震による建築物の壊れ方について、直列・並列のリンク多数を組み合わせたチェーンの強さを例えに、「上下の構造体より弱いが横変形しても壊れない箇所に免震層を作る」などと免震構造の優位性を解説。免震は近代の建築だけのものではなく、奈良時代に作られた正倉院にも見られるといい、40本の丸柱に支えられる免震構造になっていると紹介した。正倉院は、地震があると40本の柱が前後左右に傾いて揺れを吸収する仕組みになっているという。
また、兵庫県三木市にある世界初の実大免震試験機「E―アイソレーション」の仕組みなどについても、動画も交えて紹介した。
