アイワホールディングス代表取締役社長に就任した関根和孝氏

静岡

アイワホールディングス代表取締役社長に就任した関根和孝氏

 創業者からの世代交代となる社長就任。「将来を見据えた体制づくり」と位置付ける。これまで社長を務めたアイワ不動産では30代役員も加わり、「現場感覚に近い経営が、これからはより重要になる」と語る。  人口減少に伴い不動産取引は減少傾向にあり、今後もその流れは続くとみる。ただ、グループの中心が不動産業であることは変わらない。重視するのは、人と人とのつながりによる情報の循環。アイワ不動産では全体集会や社内報づくりなど、交流の仕組みを整えてきた。  今後はグループ内企業同士の連携も強める方針。「不動産は情報が価値を持つ。入ってきた相談を自分のところで止めず、できる部署や人につなぐことで仕事が広がる」と強調する。  地域との関わりも重要テーマに掲げる。「この街が衰退すれば、私たちの事業も縮小してしまう」から、まちづくりや観光など、地域に人を呼び込む取り組みにも力を入れる。音楽イベントへの協力や子ども食堂の運営といった地域活動も継続し、地元住民との信頼関係の醸成につなげる。  創業以来の軸は「お役立ち」の精神。専門性を磨き、実務で役に立つことで地域と顧客に貢献する。各事業会社が動きやすい環境整備を進めながら、地域密着での持続的成長を目指す。 【略歴】2000年アイワ不動産入社、企画開発室、賃貸管理部、清水支店長など経て16年に代表取締役就任。26年1月、アイワホールディングス代表取締役社長就任。57歳、横浜市出身。