愛知県 基幹的広域防災拠点(第2期・防災公園) あいち防災Pで

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基幹的防災拠点(第2期・防災公園)屋内運動施設イメージ(事業者提案)

 愛知県防災安全局は、「愛知県基幹的広域防災拠点整備等事業(第2期・防災公園)」のPFI事業者を総合評価一般競争入札で公募し選定した結果、前田建設工業を代表企業とす「あいち防災パートナー」グループに決定し2月13日に公表した。落札額は65億5396万9400円(税込み)。政府調達協定(WTO)対象案件。入札には2グループが応募し、2025年12月26日に開札し、選定委員会で選定した。今後、特定事業契約の締結を6月県議会に諮り、7月から事業(設計)に着手する予定。29年9月の完成を目指す。  同グループは、代表企業が前田建設工業中部支店(名古屋市中区)〈統括マネジメント・設計・建設〉。構成員(特別目的会社へ出資)は、エリアワン(刈谷市)〈運営〉、サンエイ(刈谷市)〈維持管理〉、岩間造園(名古屋市瑞穂区)〈維持管理〉。協力会社(出資はなく事業に協力)は、鈴中工業(名古屋市中区)〈建設〉、太啓建設(豊田市)〈建設〉、日本工営都市空間(名古屋市東区)〈設計・建設・工事監理〉、現代建築研究所(東京都新宿区)〈設計・建設・工事監理〉の計8者で構成。他のグループは、大和リースを代表企業とする大和リースグループ(計6社で構成)だった。  同事業は、名古屋空港北西部の豊山町青山地区の面19・2㌶(神明公園の1・5㌶含む)を事業地とし、第1期・消防学校(約6・1㌶)と第2期・防災公園(約11・6㌶)に分け、それぞれで整備する計画。このうち第2期・防災公園の対象エリアは、防災公園(西側)と同(東側)、および、神明公園(豊山町管理の一部を除く)。事業範囲は、同エリアの整備対象施設の設計および建設を行う。建設の対象は屋内運動施設および公園管理事務所に限り、その他の施設の建設は、事業者の設計を基に、県が造園・土木工事を直接発注する。施設建設後、所有権を県に移転し、特定事業のBTO方式で運営、維持管理および任意事業を行う。  西側エリアの屋内運動施設は鉄骨造平屋9523平方㍍、東側エリアの公園管理事務所は鉄骨造2階建て延べ504平方㍍。その他の施設のうち、広場(全天候型舗装)は4250平方㍍、多目的広場(1)は人工芝舗装約1万0400平方㍍、多目的広場(2)は、土系舗装約3300平方㍍、人工芝舗装約8700平方㍍。その他、駐車場、トイレ。  事業期間は、設計・建設が26年7月から29年9月まで(3年3カ月)、運営・維持管理が29年10月から49年9月まで(20年)。  審査講評では、二つのグループの事業提案について、「いずれも要求水準を満たした内容」とし、とりわけ、あいち防災パートナーの提案について「堅実な事業運営が期待でき、拠点運用時を意識した建築・公園計画などが評価された」などと総評した。  なお、同事業の第1期・消防学校防のPFI事業についても、前田建設工業を代表企業とする「あいち防災パートナー」グループ(構成メンバーのうち5者が同メンバー)に決定し、163億5305万5994円(税込み)で契約し、1月から事業(設計)に着手している。