神奈川県内の中古戸建て 6年ぶりに成約価格ダウン

神奈川
 東日本不動産流通機構(東日本レインズ)がまとめた2025年首都圏不動産流通市場動向によると、神奈川県内の中古一戸建て住宅では成約単価が3937万円となり前年から4%下がった。前年を下回るのは19年以来6年ぶり。上昇が続いた期間に約850万円も高騰していたが、やや落ち着きを見せた。  地域別の平米単価を見ると、横浜市・川崎市が4623万円で前年から0・9%のマイナスにとどまったが、その他の地域は3159万円でマイナス3・9%。都市部と郊外で対照的な結果となった。   首都圏全体に視野を広げると東京都がプラス5・2%の5872万円だった一方、埼玉県がマイナス2・6%の2456万円、千葉県もマイナス2・7%の2517万円となり、東京・横浜・川崎といった都市部以外で下落が目立つ。  神奈川県では19年(3252万円)から5年連続で上昇。23、24年には4000万円を上回ったが、25年はやや落ち着きを見せ、3年ぶりの3000万円台となった。  県内の成約1件当たりの土地面積は前年比2%増の149・85平方㍍。建物面積は0・9%減の105・81平方㍍だった。  成約件数は5637件で前年に比べ61・6%の増加。ただ、25年にシステム改修を実施し成約登録を厳格化した影響も少なからずあるという。