いなべ市 新斎場建設の基本計画案 概算工事費21億を試算

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既設の北勢斎場

 いなべ市は、老朽化や駐車場の広さ不足といった課題を抱える北勢斎場について新斎場の建設を検討しており、基本条件や施設規模を盛り込む基本計画案をまとめた。概算工事費は約21億6000万円(税込み)。2030年度の供用開始を目指し、土木と建築の設計・施工をそれぞれ28年度から開始する予定。  施設は斎場本体、駐車場、構内道路、付帯施設(庭園、慰霊塔)、環境緑地などから構成する。建設地は既存斎場の隣接地約1050平方㍍で建築面積は2階建て延べ1292平方㍍。駐車場は36台が収容できる広さを想定する。  建物には、エントランスホールや告別室・収骨室、霊安室を設けた火葬部門と炉室、炉機械室、残灰室、電気室、事務室などから構成する管理部門の他、待合ホール、待合室、キッズコーナー、トイレ、倉庫などを設ける。  また、建設は既存施設を稼働させながら行うため、工事車両と一般利用者・霊柩車の動線を明確に分離し安全を確保する必要があるとした。  概算工事費の内訳は建築に13億1000万円、火葬炉設備3億3400万円、土木造成に1億5000万円、都市ガス設置に8000万円、既存施設解体撤去に6000万円、予約・案内システムに3080万円を試算した。  同案は3月5日までパブリックコメントを受け付けている。