UR 竹の塚第三再生2期 3棟208戸建替え、再開発へ検討

東京
 UR都市機構は竹の塚第三団地(足立区)の団地再生で第2期事業に着手した。東武スカイツリーライン竹ノ塚駅の東口付近に立つ3棟208戸を建て替え対象とし、地元の足立区や東武鉄道と駅前の再開発を検討する中で新たなUR賃貸住宅の建設などを考えていく。団地再生の第1期事業で建てる2棟120戸などを居住者の移転先にして再開発の前提を整える方針だ。  竹の塚第三団地の所在地は足立区竹の塚6ノ4他。東武スカイツリーライン竹ノ塚駅の東口から徒歩2~5分の敷地約3・5㌶に5~11階建て14棟(1~3号棟、5~15号棟)で728戸のUR賃貸住宅などが既存する。  1965年度の管理開始から半世紀以上がたち高経年化が進行。このため2018年12月のUR賃貸住宅ストック活用・再生ビジョンで▽建て替え▽集約▽用途転換▽改善―の4手法を複合的・選択的に実施する「ストック再生団地」の一つに位置付けた。  団地再生を巡っては、23年6月に店舗を収めた4a号棟を建て替え対象とする第1期事業をスタート。区から譲り受ける団地近傍の竹の塚第五公園跡地も活用し、7・9階建て2棟で120戸の新しいUR賃貸住宅と施設が入る住棟を建てる。実施設計と施工を一括するなどした工事の入札手続き中で、29年以降の完成を予定している。  今回の第2期事業(1月着手)は▽1号棟=11階建て130戸▽2号棟=5階建て32戸▽3号棟=5階建て46戸―の3棟208戸を建て替え対象とした。竹ノ塚駅東口の駅前広場を囲むように立ち、いずれも1階に店舗が入っている。居住者などの移転先には1期の2棟120戸と団地再生の予定がない15号棟を挙げた。  これに先立ちURは区が目指す「駅前空間の再生」に連携・協力するため、区や竹ノ塚東口ビル(旧TBOX)を所有する東武鉄道と25年10月にまちづくりの覚書を取り交わした。駅前広場の拡張と合わせた新たなUR賃貸住宅・施設の建設を、第1種市街地再開発事業での整備を含めて検討する。再開発の施行予定者として都市計画案の作成支援や事業計画の作成などに当たることから、将来的に団地再生する5~14号棟の居住者の移転先確保も視野に入れて計画を練る見通し。