神奈川県 県土整備局の当初予算案 土木事業費に842億円

神奈川

県土整備局の公共事業などの予算額

 神奈川県県土整備局は、2026年度当初予算案の土木事業費に842億9897万円を盛り込んだ。本年度末に改定する水防災戦略に基づくハード対策には25年度2月補正予算額を含め690億7820万円を充当し、河川の防災対策や急傾斜地対策などを行う。埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を踏まえ、老朽化した下水管の改築・修繕も進める。  一般会計の公共・県単独土木事業費は969億2697万円、このうち国直轄工事負担金を除いた金額は842億9897万円で、25年度と比較して7・7%増加した。  新たな水防災戦略にも位置付けられた河川・海岸関連の事業には288億6692万円(国直轄工事負担金を除く)を計上。一級河川矢上川地下調節地のシールドトンネル工事など大規模事業の他、護岸の補修や樹木の伐採、堆積土砂の除去などを行う。砂防関連には116億4981万円を確保。沼間5丁目A地区(逗子市)など269カ所の急傾斜地崩壊対策、萬松院沢(小田原市)など86カ所の砂防施設の整備などに配分する。  公園関連には37億8345万円を計上し、保土ケ谷公園など27公園の改修工事などを行う。道路・橋梁関連では360億9547万円(国直轄工事負担金を除く)を充当。国道412号(愛川町)などの土砂崩落対策施設の整備、国道134号湘南大橋などの耐震補強、県道75号(湯河原町)などの無電柱化を進める。  県営住宅の整備には189億4551万円を投じ、新規で建て替えに着手する富士見団地(相模原市)など13カ所の工事を進める。  埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受けた下水管の老朽化対策には19億8729万円を充てる。国土交通省から要請があった全国特別重点調査で対策を実施すべきと判断した箇所の改築(延長約1980㍍)や修繕(延長約550㍍)の設計・工事を行う。