三島川之江港港湾計画を一部変更へ 県地方港湾審了承 金子地区に耐震RORO岸壁など

四国

2月13日に県議会棟で開かれた第19回愛媛県地方港湾審議会

 愛媛県が管理する重要港湾の重要事項を調査審議する県地方港湾審議会(会長・日向博文愛媛大学大学院理工学研究科教授)の第19回会合が2月13日に県庁であり、「三島川之江港港湾計画(一部変更)」を審議し、これを了承した。審議会の答申を受けて県は今後、国への届け出など必要な手続きを進めていく。  変更対象は金子地区(四国中央市)で、近年のRORO貨物量の増加に伴うRORO船の大型化に対応するため、ふ頭用地にある金子2号(水深9㍍)岸壁の施設規模などを変更する。現行の1万GT級(全長172㍍、型幅25・3㍍、満載喫水7・7㍍)から1万5000GT級(全長190㍍、型幅30・3㍍、満載喫水7・6㍍)のRORO船が受け入れ可能な岸壁とするために、1バースの延長を220㍍から240㍍に延伸するとともに、防災拠点港としての港湾機能を確保するため、耐震強化岸壁(緊急・幹線)に変更する。岸壁延伸に合わせて背後ふ頭用地(16・3㌶→17・6㌶)と泊地も変更する。  なお、効率的な荷役のため、所要の規模のガントリークレーンを設置する他、救援部隊の活動や緊急物資を仕分けなどに必要となる緑地(2・6㌶)、1次緊急物資輸送道路に接続する臨港道路(金子ふ頭線と金子ふ頭西線)、幹線貨物を取り扱うためのふ頭用地(17・6㌶)を大規模地震対策施設計画に位置付ける。  審議会答申後は、県(県知事)計画を国(国土交通大臣)へ届け出し、国の交通政策審議会に諮る。国との手続き完了後、県は計画の概要を県報に公示するが、計画の着手時期は未定としている。