平塚の吉沢(ゆるぎ)地区まちづくり計画が認定
神奈川
対象区域の現況。27㌶の土地に豊かな自然が残る
【平塚】湘南ひらつか・ゆるぎ地区活性化に向けた協議会(平塚市、山田行男会長)は、平塚市から「吉沢(ゆるぎ)地区まちづくり計画」の認定を受けた。豊かな自然環境を生かし、平塚市や中央日本土地建物(東京都千代田区)、東京農業大学と産官学民連携でクラインガルテン(滞在型市民農園)を中核としたまちづくりを進める。
対象区域は平塚市上吉沢、下吉沢の土地約27・6㌶。鷹取山山麓の丘陵地域にあり、平塚市の自然環境調査で神奈川県のレッドデータブック記載の昆虫類2種、両生類1種、爬虫(はちゅう)類2種、鳥類2種が確認されるなど、豊かな自然環境が備わる。その一方で人口の減少により、空き家や耕作放棄地の増加が課題となっており、交流人口の増加を目指して整備を進める方針。
区域の北西部は「農とのふれあいエリア」として、交流拠点を整備する。中核機能となる「クラインガルテン」は、一時滞在や宿泊ができる施設と農園がセットになった物件。リモートワークが普及し都市と地方の二拠点生活を行う人が増えたことから、近年は需要が高まっているという。
併せて、レクリエーション施設や管理棟、倉庫、駐車場などを整備する。また、進入路を確保するため、平塚市と協力して周辺の市道を延長する考え。
希少な自然が残る「自然共生サイトエリア」については定期的にモニタリング調査を行って環境保全活動を実施。散策路を整備し、ハイキングや自然観察の場とする。
