神戸市の新年度当初予算案 普通建設事業費は高潮対策進捗により50億減

大阪
 神戸市は、2026年度当初予算案を発表した。普通建設事業費は1046億2100万円で、前年度当初に比べ4・6%減少した。都心三宮・ウオーターフロント再整備関連予算が増加した一方、ポートアイランドと六甲アイランドの高潮対策の事業進捗などの要因で50億円減少した。  ウオーターフロント地区の再開発は、京橋地区の神戸第2地方合同庁舎別館跡地を含む波止場町緑地に新たなにぎわい施設を誘致する他、防波堤や係留施設の整備を行う。新港突堤西地区では27年度のマリーナ開業に向けて周辺環境整備を進める。予算額は54億8918万円。  人口減少対策として、低未利用市有地や公共施設跡地の活用、遊休不動産の活用支援により、30年までに5000戸以上の住宅供給を実施する。事業費は4億0100万円。  新規事業では、再生可能エネルギーの導入を促進するため、こべっこランドなど公共施設10カ所に太陽光発電設備を設置する。26年度に1億2490万円を投入。さらに、30年度までに約50カ所への設置を目指す。  新たに自転車利用環境整備に取り組む。初年度は7億9685万円を計上し、灘浜脇浜線や大開通に自転車道を整備するための調査・設計などを行う。  北消防署北神分署を北神消防署に格上げするため消防署を新築する。設計費800万円を設定し、27年度にかけて設計を行う。28年度中の運用開始を目指す。  ため池を次代に継承する目的で「こうべため池再生プロジェクト」の検討を開始する。440万円を投じ、現況調査や分析を行う。対象のため池は約1650カ所。  AOIA跡地については、サウンディング型市場調査の意見を踏まえて事業者誘致を進めるとともに、道路などの基盤整備を実施する。新年度予算は1億6600万円。